關原紫光 SEKIHARA SHIKO|關原紫水 SEKIHARA SHISUI

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初代紫水の古布

初代紫水の古布

工房移転で一番衝撃を受けた事は人形に使う材料の多さです。

初代紫水が人形師を始めた頃から50年以上かけて集めた物なので、

私たちも把握しきれないほど大量にありました。

 

かしらや紙、簪や小物等も「こんな物もあったの?!」と、

思いもよらぬ場所から出てくるので、次第に遺跡発掘のようになっていました。

 

中でも多かったのが、初代が生前に集めていた古布です。
特に箪笥の中いっぱいに入っていた金襴は、一枚一枚細かい柄が丁寧に織り込まれていて

 

その素晴らしさにスタッフ一同食い入るように見てしまいました。

 

 

 

今は手に入らないような貴重な金襴ばかりで、初代の目利きの良さに改めて感服致します。

 

初代の残した金襴を見ていると新たに作品のイメージが浮かんできました。

それらはまた近い内に発表する予定ですのでお楽しみに。

 

さらに
これらの古布を使い、伝統工芸に触れていただく為の講習会を開催致します。

お日にちは4月26日に、場所は工房の近くにある集会所です。
講習の詳しい内容は後日改めてお知らせしますが、

金襴やちりめん等の古布を使い、伝統的な技法を用いて飾り物を作っていただく予定です。

講習後に、工房へ移動し、紫光による作品の解説や工房見学を兼ねた座談会も予定しておりますので、

ご興味のある方は是非お問い合わせください。