情炎
有名な「道成寺物語」の清姫を題材にしました。
清姫の一途に思いつめた乙女心の激しさ、はかなさ、美しさを、恋の闇夜に白く浮び上った満開の桜が、燃えさかる情火の焔の中に散ってゆく有様を打掛の模様とし、清姫については諸説がありますが、私は白綸子の掛下小袖で、無垢の乙女として表現したいと思って作製致しました。