關原紫光 SEKIHARA SHIKO|關原紫水 SEKIHARA SHISUI

作品紹介

關原紫光作品

白蓮観音

白蓮観音

蓮は泥の中から美しい花を咲かせます。
今の自分の状況が泥沼のようでも精進すれば必ず綺麗な花を咲かせられる。
佛法では蓮の花にたとえて、そのように説かれています。

 

白い蓮の花を持った観音様。
私も想いを込めて観音様をつくりたい、心がホッとするような人形をつくらせていただきたい、と願って創りました。
初めての観音様の創作は、何度も作り直し、創作中に寝てしまい夢の中ではっと気づくこともありました。
イメージした蓮は清水焼の作家に作って頂き、関原紫光が彩色しました。
衣装の美しい流れはパリオペラ座の衣装の素材を使っています。
いろいろな出逢いと神佛のお導きのお陰で、今の私の観音様が出来ました。

 

来迎図では阿弥陀如来様の脇侍として蓮を持った観音様が描かれています。
往生者の魂をその蓮台に乗せて極楽浄土に導いてくださる御姿といわれています。

 

お導きくださる佛様、先人や周りの方々、全てに感謝し、この「白蓮観音」をご覧になる方々の心が癒されますように。
世界へ日本の愛と和の精神が伝わっていくことを祈りながら…