作品紹介
關原紫光作品
命(みこと)
国宝石清水八幡宮の御神体である八幡大神〔応神天皇(誉田別尊)、比咩大神、神功皇后〕。その御神体への祈りの人形を創りたいという想いから創作を始めました。半年が経ったころ、助産師さんと出逢い、「臍の緒」の大切さを知りました。臍の緒で母と繋がり天と繋がっていること、亡くなる時は一緒に葬ってもらうことが日本の伝統であったことを知り、命の大切さを伝えるために臍の緒人形を創りたいといと願うようになりました。ふと命の姿が心に現れ、そこから新たな創作が始まりました。
創作する中で、不思議なご縁により、神社で神事に使われている麻や、皇室献上の絹布が手に入り、桐箱や様々な素材が集まりました。日本の伝統工芸の技術の素晴らしさを伝える作品になりました。
愛くるみ
臍の緒を入れる桐箱を胴体にした幼い赤子の臍の緒人形「命」が誕生しました。
その想いを、より多くの方々に、より身近に感じていただけるような作品を創りたいという想いから2017年4月に臍の緒人形「愛くるみ」が生まれました。